PORTRAIT LOOKBOOK

いちばん素敵に見える、
5つの方向

1枚のお写真から、仕上がりの方向性を5パターン作りました。左右にドラッグして、加工前後を見比べてみてください。

BEFORE / AFTER

加工前 加工後
BEFORE AFTER

ハンドルを左右にドラッグ(スマホはスワイプ)

この資料の読み方について。
各パターンの写真は、お預かりした1枚に実際に画像処理をかけたものです(背景のぼかし・肌の質感・色調・トリミングなど)。 一方で髪型・服装・メイクそのものを描き替えることはできないため、そちらは「こうするともっと素敵になります」という提案として文章でまとめ、 実際に画像を生成したい場合に使えるプロンプトも各パターンに添えてあります。
ナチュラル・ポートレート
ナチュラル・ポートレート — 加工後
01

THE NATURAL

ナチュラル・ポートレート

いまの魅力を、いちばん素直に引き上げる一枚。背景だけを溶かして、表情と紺のブラウスを主役にしました。

この画像に実際にかけた加工

  • 背景を距離に応じて2段階でぼかし(奥ほど強く/手前はごく軽く)
  • 肌のなめらか処理を顔まわりだけに36%、輪郭のシャープさは維持
  • 顔まわりをわずかに持ち上げ(+9%)、目元に自然な明るさ
  • 肌は暖色寄り・背景の緑は彩度を10%落として紺と白を際立たせる
  • 4:5にトリミングしてSNSの表示比率に最適化+弱いビネット

さらに素敵にするスタイリング

髪型
いまのレングスのまま、毛先を内巻きワンカール。表面にだけゆるいレイヤーを入れて、分け目を7:3に。根元を立ち上げるだけで顔の余白が締まります。仕上げにヘアオイル少量でツヤを。
メイク
ベースはセミマットよりツヤ肌。眉は平行ゆるアーチをグレーブラウンで少し明るめに。チークはコーラルピンクを頬の高い位置へ横長に。リップはローズベージュのツヤタイプ。
服装
この紺ドット×グレーパンツは完成度が高いので、足すなら小物だけ。細めのゴールドネックレス(40cm前後)と、生成りのストールを肩に。バッグは撮影時だけ外すと一気に軽やかに。
背景・場所
いまの場所のままでOK。ポイントは立ち位置で、ご本人は日陰・背景に光が当たる位置に立つと立体感が出ます。
ネイビー#1F2740生成り#EFE7DAコーラル#E4897Bゴールド#C7A55F
AI画像生成用のプロンプト(コピーして使えます)

日本人女性のポートレート写真、50代、肩までのストレートヘアを内巻きワンカール、7:3分けで根元に立ち上がり、ツヤのある髪。ナチュラルメイク(ツヤ肌、コーラルピンクのチーク、ローズベージュのリップ)。紺地に白の水玉ブラウス、細いゴールドのネックレス。背景は夏の深い緑の渓谷を大きくぼかす。曇天のやわらかい自然光、85mm f/1.8、上半身、4:5、写真らしい自然な質感

バストアップ・ポートレート
バストアップ・ポートレート — 加工後
02

THE PORTRAIT

バストアップ・ポートレート

一枚だけ「主役の写真」を作るなら、これ。バッグもスマホもフレームの外へ出して、表情だけを見せます。

この画像に実際にかけた加工

  • バストアップに大胆にトリミング(バッグ・スマホ・柵をフレーム外へ)
  • 背景ぼけを強めて、人物と背景をはっきり分離
  • 肌のなめらか処理32%+顔の明るさ+11%で、やわらかいのに眠くならない質感に
  • ごく弱いソフトグロー(12%)でハイライトに透明感
  • コントラストカーブで黒を締め、白飛びさせずに立体感を出す

さらに素敵にするスタイリング

髪型
顔まわりだけレイヤーを入れた外ハネミディ。耳を半分出すと首が長く見えて、寄りの画でも重くなりません。前髪は目尻の延長に流すと目が大きく見えます。
メイク
ハイライトをCゾーン(こめかみ〜頬骨)と鼻筋に。アイシャドウはブラウン〜テラコッタのグラデーション、涙袋に淡いパール。リップはレッドブラウンで顔の中心に重心を。
服装
首元が開いた無地のブラウス(オフホワイト または くすみブルー)。寄りの画では顔まわりに柄がない方が表情が立ちます。パールの一粒ピアスを添えて。
背景・場所
人物から3m以上離れた背景を選ぶと、ぼけが素直に出ます。単色に近い緑か、木漏れ日が理想。
オフホワイト#F4F1EAくすみブルー#7B93A8テラコッタ#B5653Fパール#E8E2D7
AI画像生成用のプロンプト(コピーして使えます)

日本人女性のバストアップ・ポートレート、50代、外ハネのレイヤーミディアムヘア、耳を半分出す。ハイライトを効かせたツヤ肌、テラコッタのアイシャドウ、レッドブラウンのリップ。オフホワイトの無地ブラウス、パールの一粒ピアス。背景は緑を大きくぼかした屋外。曇天のやわらかい光、135mm f/2、4:5、自然な写真の質感

シネマティック
シネマティック — 加工後
03

THE CINEMATIC

シネマティック

旅の一枚を、映画のワンシーンに。彩度を落とした深い緑と、朱塗りの橋。日本の夏の湿度ごと写し取る方向です。

この画像に実際にかけた加工

  • シャドウを青緑に、ハイライトを暖色に振るフィルム調のスプリットトーン
  • 背景の彩度を30%落として、主役の肌色だけを残す
  • 黒を持ち上げたマットな階調+フィルムグレイン
  • 強めのビネットで視線を中央に集める
  • 1.16倍に寄せて余分な情報を整理

さらに素敵にするスタイリング

髪型
しっとりまとめたローポニー、またはハーフアップ。おくれ毛を少しだけ残すと空気感が出ます。ツヤは出しすぎず、束感で。
メイク
マット寄りのベースに、深みのあるボルドー系リップ。アイラインは締め色で目尻だけ短く。チークはほぼ入れないか、囲みの内側に薄く。
服装
深緑・ボルドー・チャコールなど、風景に溶ける低彩度の色。リネンシャツ+ロングスカート、素材感のあるものが映えます。
背景・場所
朱塗りの橋・鳥居・苔むした石段など、彩度の低い和のロケーション。曇天か、夕方の斜光が最適です。晴天の真昼は避けて。
深緑#2F4034#9E3B2Eチャコール#3A3A3C古金#B79242
AI画像生成用のプロンプト(コピーして使えます)

日本人女性のシネマティックなポートレート、50代、しっとりまとめたローポニーとおくれ毛。マットな肌、ボルドーのリップ。深緑のリネンシャツとチャコールのロングスカート。背景は朱塗りの神社の橋と苔むした渓谷、曇天の柔らかい光。フィルム調のカラーグレーディング(青緑のシャドウ・暖色のハイライト)、粒状感、35mm f/2、4:5

モノクローム
モノクローム — 加工後
04

THE MONOCHROME

モノクローム

時間が経っても古びない一枚。実はこの紺×白の水玉は、モノクロにすると驚くほど強い柄です。

この画像に実際にかけた加工

  • レッドフィルター相当のチャンネル配合(R50:G38:B12)で肌を明るく、緑を締める
  • 背景をわずかに落として人物を浮かび上がらせる
  • 黒を締めたコントラストカーブ+顔まわりを+10%
  • 細かめのグレインで銀塩フィルムの質感
  • 1.26倍に寄せて、シルエットで見せる構図に

さらに素敵にするスタイリング

髪型
モノクロは色がない分、シルエットとツヤがすべて。トップにボリュームを出して、後ろはコンパクトに。ツヤ出しは必須です。
メイク
眉と目元をいつもより少しだけしっかり。リップは色より「輪郭」を意識してラインを整えると、白黒でも口元が締まります。チークは控えめに。
服装
白と黒のコントラストが出る服が最強。いまの紺×白ドットは実はモノクロ向きの優等生です。無地なら白シャツ+黒のボトム。
背景・場所
シンプルであるほど良い写真になります。白壁・木立・空。細かい柄や看板のある場所は避けて。
#FFFFFF#1A1A1Aグレー#8A8A8E#C9C9CC
AI画像生成用のプロンプト(コピーして使えます)

日本人女性のモノクロ・ポートレート、50代、トップにボリュームのあるツヤのあるミディアムヘア。しっかりめの眉と目元、輪郭を整えたリップ。紺地に白の水玉ブラウス(モノクロで高コントラスト)。背景はシンプルな木立をぼかす。銀塩フィルム風の白黒、レッドフィルター効果で肌を明るく、細かい粒状感、85mm f/2、4:5

ソフト・ハイキー
ソフト・ハイキー — 加工後
05

THE SOFT LIGHT

ソフト・ハイキー

やわらかい光の中で。全体を明るく、影を薄くして、空気ごと軽くする方向です。いちばん「やさしく」写ります。

この画像に実際にかけた加工

  • 露出を持ち上げ、黒を浮かせたハイキーな階調
  • オートン効果(ぼかしのスクリーン合成)30%で光をまとわせる
  • 背景を明るく・彩度を落としてパステルの緑に
  • 肌のなめらか処理44%+顔の明るさ+12%
  • ビネットはごく弱く、3:4のまま風景も残す

さらに素敵にするスタイリング

髪型
ふんわりエアリーな内巻き。毛先を軽くして透け感を出すと、明るい背景に馴染みます。硬いセットより、手ぐしで整えたくらいが正解。
メイク
血色感が主役。ピンクベージュのチークを頬の高い位置に、ツヤのあるリップ、アイシャドウはピンク〜アプリコット。全体的に「引き算」のメイクで。
服装
明るい色を。オフホワイト、ライトベージュ、ペールブルー、ラベンダー。とろみのある素材だと光をきれいに拾います。
背景・場所
曇りの日の屋外、白い壁、レースカーテン越しの窓辺、砂浜。カメラの露出を +0.7EV ほど上げるのがコツ。
オフホワイト#F7F4EFペールブルー#C6D6E0ラベンダー#CEC3DAピンクベージュ#E5BFB4
AI画像生成用のプロンプト(コピーして使えます)

日本人女性のハイキーなポートレート、50代、ふんわりエアリーな内巻きミディアムヘア。血色感のあるナチュラルメイク(ピンクベージュのチーク、ツヤのあるリップ、アプリコットのアイシャドウ)。オフホワイトのとろみブラウス。背景は明るい緑をパステル調にぼかす。曇天の拡散光、全体的に明るく影が薄い、+0.7EV、85mm f/1.8、3:4

次に撮るときの、8つのコツ

加工でできることには限りがあります。撮る瞬間に効くポイントを、この写真を見ながら挙げました。

  1. カメラは目線より少し上から5〜10cmだけ高い位置から撮ると、顔まわりがすっきりして目が大きく写ります。しゃがんで見上げる角度は避けて。
  2. 体は15〜30°斜めに、顔はカメラへ正面向きは体が広く写ります。少し斜めに立って、顔だけカメラに向けるだけで細く見えます。
  3. あごは少し前に出して、軽く下げる首のラインがきれいに出ます。「前に出す」が先、「下げる」は後です。
  4. 手は組まずに、片手をポケットか腰へ組んだ手は緊張して見えます。片手を軽く添えるだけで自然な力の抜け方に。
  5. バッグは撮る前に外す今回の写真でいちばん効いた改善がこれでした。持ち物が写らないだけで写真の格が上がります。
  6. スマホなら2倍・3倍の望遠で広角は顔が歪みます。少し離れて望遠で撮ると、顔の形が自然で背景も大きくぼけます。
  7. 人物は日陰、背景は明るい場所に顔に直射日光が当たると影が濃く出ます。日陰に立って、背景に光が当たる位置を探してください。
  8. 背景は3m以上離す背景が遠いほど、スマホのポートレートモードでも素直にぼけます。